くらぶベルテンポ
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2008年5月20〜21日 1泊2日

●伊豆大島 ペンションすばるへの旅

くらぶベルテンポでも恒例になりました、伊豆大島への旅。
今年も5月20日より1泊2日で出かけてきました。
今回もお世話になったのはバリアフリーペンション「すばる」さんです。

参加者は、昨年のグアムや屋久島の旅でもご一緒させていただいたSさんご夫妻、そして茨城からIさんです。SさんとIさんはグアムの旅でもご一緒 でしたので、すでに家族旅行の雰囲気でした。

前回伊豆大島の旅を企画した際、調布空港から飛行機を利用する予定が、大島悪天候のため欠航となり、
急遽行き先を箱根に変更するアクシデントがありました。
今回は羽田から全日空のジェット機でしたが、前日から台風の影響で嵐のようなお天気に。
朝のニュースでは大島行きの船と午前中の飛行機は欠航が決まったと報じています。
前の日にSさんのご主人から「行くんですよね」と確認の電話が掛かって来たので、
腹をくくって「すべては神のみぞ知る」と羽田に向かいました。

羽田で搭乗手続きをしようとすると「天候調査中のため、手続きできない」とのこと。
やむを得ず先にお昼ごはんを食べて待つことにしました。
食事を終えてカウンターに戻ると「運航が決定しましたが、強風のため引き返す場合があります。」との案内。
だからといって何が出来るわけでもなく、手続きをしてゲートへ向かいます。

ゲートに着くと出発が遅れるとの案内があり、結局羽田を1時間遅れでの出発となりました。待合室にいた大勢の乗客は、どうやらおとなり能登空港行きの乗客だったらしく、大島への乗客は30人足らずでした。
120人乗りのジェット機なのにもったいない。

羽田の離陸から大島空港までの所要時間、手元の腕時計で19分でした。
着陸直前にものすごい突風が吹いて飛行機がひっくりかえるかと思いましたが、腕の良いパイロットが押さえつけるように滑走路に飛行機を滑り込ませました。
到着ロビーには心配そうな顔をしたペンション「すばる」のオーナー、下田さんが待ってくださっていました。
前回もお世話になった観光ボランティアの高野さんも迎えに来てくださっていて、早速観光開始です。


大島の灯台はアンコ姿。
手ぬぐいを被っています。


● 三原山
風は強く、雲も低く垂れこめているのですが、高野さんは「さあ、山にあがりましょう。」と三原山に行くことを提案されました。
普通なら、明日は台風も去ってお天気も良くなるだろうにと思うところですが、そこは地元のプロが言うことに従いました。

三原山の展望台近くまで行くと、驚くことに雲海の間から、富士山の姿が、驚くほど幻想的に見えているのです。
絵画のような風景でした。

三原山のハイキングはしませんでしたが、道は整備されているので、その気になれば車椅子でも歩くことは可能です。
今回は観光ガイドの高野さんから、三原山が噴火して全島避難となった時のようすを写真などを見せて頂きながら詳しくお伺いしました。

山を降りて、ペンションに荷物を置き、ご夫妻と温泉に向かいました。





楽しみにしていた町営の浜の湯は強風のため臨時休業。
隣にある御神火(ごじんか)温泉に浸かりました。
Iさんは足元に自信がないとのことでペンションの内湯を借りました。

● すばるでのひとときと、サプライズゲスト

さて、楽しみにしているすばるでの夕食。
ペンションとは思えない、という言い方はすばるさんに失礼ですが、
味といい量といい、事前期待をはるかに上回るものでした。
温かいものを温かくといった配慮はもちろん、すばるさんの料理には
「この人に食べて貰いたい」という心がこもっている気がしました。

夜はサプライズゲストとして、地元観光ボランティアのあんこ娘(婆?)さんが4人登場。私たちの目の前で踊りを披露してくださいました。

Sさんの奥様もあんこに挑戦!
お召し替えすると、なんと本物のあんこさんより、あんこらしかったです。とても似合っていました。

翌日は快晴。お庭でゆったりと朝食を頂きました。
日差しがまぶしいくらいです。
島を時計回りにドライブして、椿博物館や波浮の港を観光し、夕方の高速船で竹芝へ無事に戻って来ました。


Sさんご夫妻、Iさん、ご参加ありがとうございました。楽しかったですね。
そしてすばるのオーナー下田さん、地元ガイドの高野さん、
そしてあんこ娘さん、いつもありがとうございます。

大島は、東京からこんなに近いのに、の〜んびりできる、素敵な島です。四季折々、島の魅力を楽しめます。
ぜひ、あなたもお出かけになられてはいかがでしょうか?
                              (旅レポート:ベルテンポ・トラベル 高萩 徳宗)

 

 

 ペンションすばる
くらぶベルテンポの伊豆大島の旅でいつもお世話になっています。
広々としたダイニング、車イスの方でも利用頂けるお部屋も。
もちろん、館内には手すりや車イストイレがあります。
お風呂は温泉ではありませんが、
家族風呂ですので貸切でご利用いただく事ができます。

お食事はペンションとは思えない質と量。
海の幸はその日の朝に、下田さんが信頼する漁師さんに直接買いつけに行くのだとか。
また、朝食には奥様手作りの焼きたてパンの朝食を頂くことができます。
ほかほかふんわりのパンは、お天気が良ければお庭でいただけます。

「すばる」さんは、交通不便な大島にありながら、
熱烈なファンが大勢いらっしゃる
というのは、実際に宿泊してみると良く分かります。

細かい気配りももちろんですが、
バリアフリーの取組みにありがちな「福祉色」がほとんど、いや、まったくありません。

ですから、人によっては設備的に満足できないこともあるかも知れませんが、
私はオーナーが目に見えない部分にこだわっていることを肌で感じました。

たとえば
 ・廊下を蛍光灯ではなく間接照明にしていること
 ・手すりが金属ではなく木製であること
 ・床を補強して電動車イスなどにも対応していること

などです。
 



廊下(写真左)と、洋室(上)


浴室

重度障害の方に対応するためには福祉的な配慮も当然必要だと思いますが、
私は「すばる」さんに、本当のユニバーサルデザインを見たような気がします。
そんな素敵な空間を演出して下さっている、すばるさんに、ぜひご一緒してみませんか。
外に出るのがもったいなくなるかも知れません。
 

◆ 2008年 伊豆大島の旅に参加された会員様からいただきました

伊豆大島の旅では、お迎えからお見送りまでお世話になりました。ありがとうございました。
ボランティアガイド高野さんのお話、三原山の噴火したときの様子や、
噴火した後の努力されたお話など、テレビでしか見たことがなかったのでとてもリアルに感じました。
あの間近で見た三原山は、言葉ではうまく言えないのですが “生きている”と思いました。

ご一緒した奥様の『あんこ姿』もよく似合ってい ましたし、地元の若い方は着たがらないとおっしゃっていたので残念だなぁと思いました。かわいいのに。
写真を見ながら大島の夜を思い出しました。
これからも素敵な出会いと素晴らしい時間が訪れますように。       (茨城県在住/Iさま・女性)

伊豆大島の旅では大変お世話になりました。
車で島のすみずみまで廻っていただき、再度 椿の花の頃にも行きたくなりました。
三原山にも登ってみたいです。

夜、アンコさんを呼んで下さったのにはびっくり!
それにアンコ衣装を着ることができるなんて、昔の夢、かないました。
ふたりのアンコさんの間に入っても負けないくらいの、私の貫禄(横に?)。
とってもとっても楽しい夜でした。本当にありがとうございました。
波浮港でのコロッケも美味しかったです。ごちそうさまでした。
主人からもくれぐれもよろしくとの事。 
またご一緒できると思います。その時は宜しくお願いいたします。
                                    (千葉県在住/Sさま・女性 ご夫婦でご参加)

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