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立山・黒部アルペンルートへ車イスでGO
くらぶベルテンポ会員のHさん,Mさんの旅のリポートです。
アルペンルート、車イスでも結構行けるらしいですよ。ちょっと驚きです。
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くらぶベルテンポ会員のHさん、Mさんが「ゴールデンウィークに立山・黒部アルペンルートに出かけたよ!」と旅のリポートを頂きました。自家用車を操るおふたり、問題は車イスでも使いやすい宿の手配、そして果たしてアルペンルートへは車イスでも行けるのか? チャレンジャーなお二人の旅のリポートをご紹介します。
ゴールデンウィークふたり旅
<インターネットをフル活用>
「温泉行きたいなぁ〜」で始まった旅行の計画。 まずはインターネットで情報収集。車で行く私たちはとりあえず宿の確保。目的地もはっきりしないので、思いつくまま。たまたま見つけたホテルが条件検索出来るHP。 「車椅子の人でも1人で温泉に入れるところ」はっと。数は少ないけどあるある。 3泊の予定だから宇奈月・山代・西浦で、距離的にも何とかなりそう。大手代理店に手配お願いしましょうと、メールで依頼。相手側のレスポンスの悪さにイラつきながらも、何とか話は進む。結局、山代は駄目で、他の温泉も見つからないとのこと。仕方ないと思い、金沢市街のシティホテルに。たまたま見つけた、ホテルの予約が出来るサイト。宇奈月の同じホテルが1万円も安い。こっちから予約しよう、なんてこともありました。 あと、トロッコ列車の予約もついでにお願いして、これで手配は終わり。 4/20のニュースで「雪の大谷」を見て、行ってみたいね。ということになり、またまたインターネット。 調べていくと、こんなところ行けるの?という感じ。せっかく行くのならダムまで行きたいよね。分からないから問い合わせようとメールすると、大丈夫だけどその日は混雑するとのこと。でも、私たちだってその日しか行けない。お天気しだいだね、ということに。 集めたパンフレットと、地図、旅行誌、旅行前日に何とか間に合ったクーポン。さあ、出発です。
<旅のスタートは順調> 4/27、渋滞を避けるのと、トロッコ列車の予約の関係で朝5時半に出発。順調に走って11時半頃、黒部ICに。途中、宇奈月麦酒館で昼食と買い物。寄り道をしながら宇奈月温泉に。時間が早かったので、ホテルに入り、温泉に入れるかなどをチェック。大浴場が駄目なら貸切風呂もあるとのこと。結局、大浴場で問題なし。 駅までぶらぶら歩くことにして、途中の温泉の噴水で遊び、駅に到着。予約していた列車の1本前の臨時列車に乗ることに。
エレベーターでホームに。普通の車両の4分の1ぐらいの小さな車両に私たちと親子連れの5人だけ。半分を自由に使えるのです。超ラッキー!特別車両での予約だったので寒くもなく快適。席を移動しながら景色を楽しみ、車内アナウンスの解説を聞きながら、部分開通で出平までの折り返しでしたが、1時間20分ほどの旅をのんびり楽しみました。駅前の資料館に立ち寄り、買い物しながらホテルに。
早目に夕食をお願いして空いている時間に温泉に行くことに。部屋(和室)でのんびりお腹いっぱい食事をして、ゆっくり温泉に入り、気持ち良く、おやすみなさい。
<最高のお天気と人々のやさしさ> 4/28、天気は最高。立山黒部アルペンルートだ。人のやさしさをいっぱいもらった1日。 バス・トロリーバス・ロープーウェイ・ケーブルカーと乗り継いで、ダムまで。途中、「待たされますよ」と言いながら、私たちが「行きたい」と言うと快く手伝ってくれたことも。ダムからの帰り、途中の駅で1時間半待ちましたが、それ以外は順調。まじかで見る雪山の美しさには感動。雪の大谷もバスの窓から見ることが出来、本当に行って良かった。
SAで食事を済ませ、金沢のホテルに着いたのは9時ごろでした。そのホテルの部屋が面白い。一見ごく普通の部屋。壁の真中あたりに鍵穴の付いたクローゼットのような扉が。 開けてみてびっくり、そこには広いスペースの車椅子用のトイレとお風呂が。鍵1つで普通の部屋にもハンディキャップルームにもなる、グット・アイデア。それにしてもトイレが2つというのは便利ですね。
<スーパー林道は未開通・・・> 4/29、この日は金沢から西浦までの移動。ロクに調べもしないで「白山スーパー林道」へ。6月初めまで通行止め。途中で分かったけど、せっかくだから行けるとこまで行ってみよう。お天気は良いし、新緑も美しい。 途中にバリアフリーなつり橋もあったりして、なかなかのドライブ。他に道もないので引き返し、またまたSAで遅めの昼食。あとは米原経由でひたすら走るだけ。7時少し前にホテルに。
ロビーで抹茶をいただき、部屋に。ここはハンディキャップルーム、使いやすく、落ち着いた部屋。窓の外には海が広がっているのです。夕食は大きなテーブルの個室。そこでゆっくり順番に料理が。なかなか美味しい。 障害者は無料というバリアフリー貸切風呂に。確かに段差はなかったけど、湯船には入りにくかったな。それに1時間という時間制限で、ゆっくり入れなかった。イマイチかな。翌朝ひとり行った大浴場のほうが、よっぽど使いやすくてゆっくり入れました。
<旅の終わりは、えびせんべいとお魚センターで> 4/30、曇っていて今にも降り出しそうな天気。昨夜と同じ部屋でゆっくり朝食。バイキングでない朝食はこのホテルだけ。楽だし落ち着く。今日は帰るだけ。 三河湾スカイラインも通ったけど雲の中。でも鳥のさえずりがいっぱい。なかなか良い、良い。 音羽蒲郡ICの目の前の「えびせんべい共和国」に。数十種類のえびせんべいが全部自由に試食出来るのです。 1つずつ食べてもけっこう満足出来ます。製造工程を見ていたら中にいたおばちゃんが出来立てをくれたのです。暖かいえびせんべいなんて初めて。ちょっと感激。もちろん、たくさん買いました。
途中、最後の目的地、焼津の「お魚センター」に。迷子になるほどの広さ、安くて、美味しい、私が大好きなところ。我が家の冷蔵庫の大きさを考えながらお買い物。最後にマグロのにぎりを買って東名のPAで車の中で食べ、簡単に昼食を終らせてしまったのです。でも、美味しかったですよ。7時少し前に無事、家に着きました。
今回は、お天気にも恵まれ、山の美しさに感動して、温泉でくつろいだ旅でした。 ずっとハンドルを握ってくれたMに感謝、感謝です。走行距離は約1300Kmでした!
<宿泊したホテル> 宇奈月グランドホテル
金沢エクセル東急ホテル http://www.tokyu-kanazawa.com/
銀波荘
バリアフリー基準はひとそれぞれですので、ご自身で必ず確認されることをお勧めします。 皆さんの障害やADLに合致するかどうかは判りません。
<旅の情報> 立山・黒部アルペンルート HPに「お体のご不自由な方へ」の記載があり、寒さ対策などと共に「お手伝いはお気軽に」とあります。 車イスの貸出や、車イス対応トイレ設置駅も記載されている。前向きな受け入れ態勢が嬉しい。
黒部峡谷鉄道 車両の紹介が画像でチェックできる。あなたの車イスでも乗れそうですか?盲導犬はまったく問題なし。 障害者割引運賃は1種・2種とも半額とのこと。
えびせんべい共和国 ほかほかのえびせんべいが食べたい!えびせんべいだけで80種類あるのですね、感心。
ベルテンポの感想 旅はチャレンジ度が高いほど楽しみも増します。本当の旅の楽しみ方をご存知のHさん、Mさん。 楽しいリポートをありがとうございました。「バリアフリーだから行く」のではなくて「行きたいから行く」。 混雑が最大のバリアだったかも知れませんね。ただそれ以上に「現地スタッフの優しさ」が心地よく、旅の成功に大きく貢献しているような気がします。 車イスを利用するMさんも「都バスより立山・黒部の乗り物のほうが、よっぽど気持ちよく乗れる」そうです。 立派なリフトより人的対応のほうが利用者の満足度が高いことも、あります。 バリアフリーって、結局は人が提供するサービスの話です。 立山・黒部アルペンルートのスタッフの皆さま。ステキな旅のお手伝いありがとうございました。行かなかった私まで嬉しくなる旅のリポートでした。
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