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2002年初春 石垣島バリアフリーレポート

 

那覇空港出発待合室付近。サミット前に全面リニューアルし、バリアフリーになりました。車イス対応トイレも新しくて清潔です。

 

 

石垣市内が見えてきました。ビルも立ち並ぶ、意外と大きな街です。

 

 

石垣空港は可愛らしい小さな空港でした。車イストイレはロビーに2箇所。飛行機はタラップ(階段)での乗降になります。

 

 

バンナ展望台のスロープ。いくつか展望台がありますがここにはスロープがあり、上まで行けました。

 

 

空港連絡バスの乗客は私ひとり。市街地のバスターミナルまで20分、200円。
ちなみにタクシーの初乗りは390円です。(市街地まで900円程度)

 

 

石垣港 フェリー乗り場 段差は特にありません。

 

 

サザンキング乗船口 
幅が狭いのでこのままでは車イスは難しそう。撤去してもらったほうが乗船しやすいですね。

 

 

西表島へのフェリー サザンキング

 

 

由布島入口にて

 

 

牛車乗り場より由布島を見る。距離にして400m、牛舎で15分の旅です。(牛車から見た由布島)

 

由布島売店の車イストイレにあった手作りマーク。思わず笑っちゃいました。
トイレはそれほど広くありません。

 

 

由布島はこんな感じ。平坦で歩きやすい島です。

 

 

由布島モニュメント 
識名孫幸さんの手作りだそうです。

 

 

由布島のハイビスカス

 

 

帰りの牛車 オバアは「マリコ」さん 自称36歳。酔っ払いのおじさんからおひねりを頂き上機嫌。

 

 

石垣島へ
 社長、タカハギ。何年ぶりかのひとり旅。

 添乗には通算で年間80〜100日出かけていますが、当然の事ながらお客さまとご一緒。

 「久しぶりに仕事を忘れてどこかに行きたいなあ」と考えていたら、ふと航空会社の期限切れ間近のマイルがあることに気がつきました。

 残っているマイルでアジアへ行けそうです。でもそんなに休めないし・・・。
 
 そう言えば、最近石垣島のお問い合わせが多いけれどバリアフリーに関する情報はあまりない。

 石垣島は航空運賃が高く今までご縁がありませんでしが、タダなら行っちゃえ!と早速予約を入れて旅を実行。

 そのような訳で、宿泊場所も決めずに羽田を飛び立ちました。バックにメジャーを入れて。(段差計測用・休みの日にもバリアフリーチェックをする悲しい性分。正しい人生を歩みたい方は真似しないで下さいね。)

 

 

石垣島ってどこにあるの。行き方は?

 ビギナーの方向けに基本知識を整理しておきましょう。

石垣島の場所と人口
 石垣島は沖縄本島、西表島についで3番目に大きな島。那覇の南西約430キロにあり八重山諸島の中心地です。
 東京からは空路2250キロ、直行便で3時間5分。台湾の基隆まで277キロしかありません。
 島全体がひとつの市になっていて人口約45,000人のかなり大きな島です。島内の移動はバス、レンタカーなど。

他の離島との距離は
 石垣島から西表島まで高速フェリーで35分、小浜島へ25分、竹富島へは10分の距離です。

気候は
 私が訪れた2月でも日中は18度〜22度ありました。地元の人が言うには3月、4月が一年で最高の季節。日本でい
ちばん早い、うるずん八重山海開きは3月です。夏は暑いですが、海の色は一年でいちばん美しいコバルトブルーだと言われています。

食事は
 亜熱帯の太陽を浴びた野菜、果物を満喫できます。八重山そばはどこへ行っても安く手軽に食べられます。あっさりしていて美味。おなじみゴーヤーチャンプルーはゴーヤー(苦瓜)に豆腐や三枚肉を入れて炒めたもの。健康長寿料理の代表とか・・・。あの瓜の苦味はちょっと苦手ですが、体には良いらしいです。酒豪向けには泡盛もあります。

石垣島の気候
 亜熱帯ですから一年中温暖です。3月が海開き、例年5月中旬に梅雨入りします。7〜9月は夏真っ盛りで秋の気配
を感じるのが11月とか・・・。冬の避寒に石垣島は絶対お勧めです。宿泊費が安いので、長期滞在する方もいます。

 

 

石垣へのアプローチ

石垣空港へ
 東京から直行便(現在のところ1日2便)で3時間5分。那覇経由でも入ることが出来ます。

 航空運賃が高いのがネックで平成14年2月現在、大人片道普通運賃は東京-石垣島でなんと50,200円!
 片道ですよ、お間違いなく。(平成14年4月―7月末の運賃)
 「ハワイに2回行けるよ」なんて悲しいこと言わないで下さいね、ハワイよりも更にステキな島です。

 パッケージツアーも決して安くないので、航空会社が盛んに宣伝している「超割」や「バーゲンフェア」を上手に利用されることをお勧めします。
参考までに平成14年4月−9月の東京-石垣の障害者割引運賃は片道直行で31,650円(+航空保険料500円)です。

市内へ
 空港から市街地(港・バスターミナルなど)へはタクシーで15分(900円程度)、空港連絡バスで20分(200円)と便利。連絡バスは本数が極端に少ないので時間の確認が必要。普通の路線バスなので入り口に段差が3段あります。

 何も決めずに来た人は、とりあえず石垣港かバスターミナルに移動しましょう。
東運輸(バス会社) TEL 09808-2-2054  FAX 09808-3-4686
 http://www.cosmos.ne.jp/~bus/

 *料金は2002年2月時点のものです。

レンタカー
 予約をしておくと到着ロビーに迎えに来てもらえます。繁忙期は予約必至、閑散期なら現地でも充分借りられます。

 全国チェーンの有名レンタカーからローカル色豊かな会社まで選りどりみどりです。激安を売りにしているローカルのレンタカー会社がありますが、保険内容を確認しておきましょう。全体的な傾向では全国チェーンのお店が車はキレイで新しく、激安店はそれなりです。私は“それなり”の店で借りたら、恐ろしく古い車種しか残っていませんでした。

 どうみても20年前の車、走行距離を見てびっくり!幸いにタイヤははずれませんでしたが・・・。チラシのうたい文句に「カセット貸し出し無料!」つ、つまりCDなんておしゃれなものはなく、ラジオはAMのみでした。
お金をケチると美しい海を横目にドライブしながら、AMラジオで「NHKのど自慢」を聞くことになります。

 冗談はさておき、借りる際のもうひとつのポイント。離島へ行ったり、市街地へ頻繁に来る予定がある人は、市街地に営業所がある会社で借りると便利です。港には車を止めておく場所がありませんから、駐車場代が思わぬ出費になります。市街地のレンタカー屋さんで借りれば、必要に応じてレンタカー会社に停めることが可能。今回これは快諾してもらえたので、大正解でした。

オリックスレンタカー石垣島店 TEL09808-3-8543 FAX09808-3-7543
http://www.crosswind.co.jp/
石垣島レンタカー TEL09808-2-8840 FAX09808-3-7364
南の島のレンタカー TEL09808-3-7304 FAX09808-3-7317

*いずれのレンタカー会社も一般車のみ、福祉車両は保有していません。

福祉タクシーなど
 残念ながら石垣島には福祉レンタカー(リフトつき)やハンドコントロールのレンタカーはありません。
 が、一社だけ福祉タクシーを所有する会社があります。リフトを使って車イスのまま車内に固定が可能です。

 石垣共同無線タクシー(白ゆり交通)
 TEL 09808-2-3088 リフトつき福祉タクシー
 
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/1998/9804/980411f.htm
 
宿泊
 石垣島での宿泊は滞在目的と予算によって、いくつかのパターンに分けられます。今回宿泊施設のチェックは行いませんでしたので、総論で述べます。具体的に旅行計画がある方はお問い合わせ下さい。

・豪華ホテルでリゾート満喫
 豪華ホテルは部屋が広い利点はありますが、館内の段差や客室のバスルームの構造に注意が必要です。
 宿泊料が高いからと言って、必ずしも使い勝手が良いとは限りません。
  
・市街地の便利な場所のビジネスホテルに滞在
 石垣の宿泊は寝るだけと割り切って、離島などに出かける方にお勧め。
 ビジネスホテルは数がありますので、使い勝手を確認して予約すれば、旅費が節約できます。
 部屋のイメージは下記HPより確認出来ます。
  (この狭さでも大丈夫だと思えば、絶対お得です)
 
 スーパーホテル石垣島
 
(新しいホテルです。桟橋から少し歩きますが、朝食無料)
  http://www.mytrip.net/HOTEL/1484/1484.html

  ホテルハーバー石垣島
 
(桟橋が目の前で便利)
  http://www.mytrip.net/HOTEL/12547/12547.html
 

・ペンションで土地の人と交流
  土地の人と交流しながら、旅気分を満喫できるペンションはいかがでしょうか。
 
  ペンション 案山子の宿  TEL/FAX 09808-8-2574  
  http://www08.u-page.so-net.ne.jp/cj8/kakashi/
 観光協会の方から「石垣島唯一のバリアフリーペンションです」とご案内を頂きましたが、車イスでの利用が可能かどうかはご自身の障害や考え方によっても異なります。詳細は直接ご確認下さい。 

  ペンション・アイランドリゾート TEL 09808-3-7711
  http://www.island-resort-kina.com/ 
 特にバリアフリーと言う訳ではありませんが、今回お世話になったペンションです。
 この値段でバス・トイレが客室にあるのはすごい。部屋も広くて快適でした。朝食も美味。親切だけどおせっかいすぎないバランスがとても良かったです。

買物
 港周辺の観光客相手のお店は、概ね車イスでも入店可能です。何しろ皆さん親切なので不愉快な思いをすることはないと思います。
 日用品やお土産購入の穴場は地元のスーパーやコンビニ。特にスーパーの98円コーナーなどにも石垣島の特産品などが山積みになっています。大量にお土産を購入する予定のある方は、足を運ぶ価値あり。
   
お勧めスーパー 
  プリマート(イオングループ)沖縄県石垣市字登野城1157 
  TEL 09808-4-1515  FAX 09808-4-1215
  営業時間 10時〜24時 お酒も扱っています。

 バリアフリー店舗。さすがイオングループだけあり、段差なし、陳列棚の工夫や視覚障害者への買い物サポートの案内などが徹底しています。お酒も安いので、酒量の多い方やお土産を考えている方はぜひ足を運んでみて下さい。私、缶ビールは特売で、土産の黒砂糖は98円コーナーで調達しました。

食事
 今回はグルメの旅ではなかったので、自身の舌で確認したのは八重山そばのみです。悪しからず。
 
 居酒屋などはこのHPが面白くて参考になります。(石垣の街での食事)
 http://www.cosmos.ne.jp/~ogura/ishigaki/syokuji.htm
 ほっかほっか亭‥‥言わずと知れた持ち帰り弁当。夏はゴーヤ弁当があるらしい。(未確認)
 マーミヤかまぼこ‥‥石垣ではどこへ行っても聞く名前です。あっという間に売り切れるらしい。

書籍
 新星堂書店
ローカルな八重山関係の本が充実。本土では入手不可能な本ばかりで私も大量購入。場所は以下の地図で確認できます。
 http://www.cosmos.ne.jp/~ogura/ishigaki/shopping.htm

観光地
 てぃーだの島、島めぐり
 http://ws.31rsm.ne.jp/~kude/thida/index.html
 観光地の予習はこのページが便利です。歳時記などもあります。

フェリーターミナル
 石垣から発着しているフェリーには「八重山観光フェリー」と「安栄観光」の2社があります。スケジュールは微妙
に異なりますが、料金はどちらも同じです。

 時刻、料金など詳細はそれぞれのHPをご覧頂くのがいちばん良いと思います。
 八重山観光フェリー http://www.yaeyama.co.jp/
 安栄観光 http://aneikankou.co.jp/

 フェリーのバリアフリーに関してですが、港には基本的に大きな段差はありません。石垣港も船舶のすぐ近くまでは段差なくアクセスできます。
 フェリーは小ぶりです。はしけと船の間に掛けてある通路の幅が狭く、このままでは車イスでは通れません。

 立位の取れない方や重度の方は、乗船時にこの通路を撤去してもらったほうが乗りやすいと思います。また、場合によっては船首から乗降することもありますので、予め船会社とご相談されることをお勧めします。

 船内に入ってしまえば、デッキにもイスはありますし、階段が大丈夫であれば船内の座席につくことも可能です。

 トイレはありますが、狭いので事前にすませてから乗船されるのが良いでしょう。
 思っていたよりバリアはなさそうですが、介助の方がいない場合などは要確認。ただ、島の方は皆さん親切ですからいやな顔をされるようなことはありません。その点はご安心を。本当に皆さん優しい。

 船酔いされる方にはあまりお勧めしません。高速艇の名前の通り、結構飛ばします。

 私が乗船した当日はうねりがすごかったのですが、波をかぶりながらびゅんびゅん飛ばします。
 レンタカー屋のお兄さんが雑談で「こないだ台風の時だったっけ、船から人が落ちたらしい」とさりげなく口にしたのを私は聞き逃しませんでした。

 めったなことでは欠航しないそうです・・・。

 

ベルテンポからのアドバイス
 離島の旅、思ったより結構行けそうです。移動手段を確保して、宿泊をご自分の使い勝手を考えながら慎重に選べば、石垣をベースに離島への旅も大丈夫です。

計画段階での準備は万全に。車イス対応トイレもターミナルや港にあります。

 

 

  

 

  




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